アフリカ大陸の高気圧が勢いをつけた異常気象で、前半は季節外れの暑さとなりましたが、ラスト100kmを歩く北部ガリシア地方に入ると樹木が多くなって涼しく、早朝に歩き出すなどして、サンティアゴまで4日間・1日約30kmを歩いてきました。

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各国からの巡礼と声を交わしたり、オレンジ生ジュース、カフェラテ・生ビール・ワインや ゆでタコ・生ハム・海鮮パエリヤなど食べ物も楽しみに…聖地に至り、証明書をいただき巡礼ミサにも出ました。道中、挨拶や会話が多くかったり、シエスタに当たったり、食事処やカフェに入らないと飲食できないなど、日本のように効率的に物事が運ばず、時間手間をかけざるをえないことが多々あったのですが、過ぎてみるとだんだんにそれも大事に思えてきました。
 
旧友・仏人ガイド・フィリップさんの案内にて、巡礼中のレオン・ブルゴス・サンティアゴの古都のほか、巡礼前後にも郊外の静かなアランヘスや、大西洋海際のフィステーレ・ムシアに寄ったり、最後の2日はトレド・マドリ―でも遊びました。巡礼企画は今回が最長(13日間)として、歩くのを短くしたり、巡礼文化を訪ねる旅もできそうです。フィリップさんは母国フランス・スペインはもちろん、イタリア・ギリシャも連れていってくれるそうです。またいつかご提案します!